粋なまち「神楽坂」探訪の巻
神楽坂、すごく風情がある町ですよね。僕も大好きです。
今月の初め頃、知人に誘われ神楽坂散策に行ってきました。
彼は、NPO法人「粋なまちづくり倶楽部」という団体のメンバーで、神楽坂は彼の出身地ではないものの、その町並みを守るために精力的に活動しているそうです。
毘沙門天で待ち合わせをし、そこから小1時間ほどゆっくりと神楽坂の町を案内していただきました。
路地に入ると、時間がストップしたような感じです。江戸時代から続く昔ながらの店もあり、建物は古いままですが、中はすっかり新しくなった現代風の店もあります。
途中、光照寺(牛込城跡)に立ち寄りました。立派な墓石が立ち並んでいますが、子孫の方がキリスト教に改宗されてしまったなんていう話を聞きました。
しばらく路地を歩き、ひっそりと佇む1軒の家に案内されました。実はそこは旅館で、山田洋次監督をはじめとする一流の映画人が集い脚本を書いたという、ホン書き旅館と言われるところでした。外からは普通の一軒家で、言われなければまったくそんなことは分かりません。この旅館を題材にした「神楽坂ホン書き旅館」という本が出ています。僕も1冊プレゼントしていただきました。
その後、寺内公園というお寺跡地に行きました。ここは開発が進み大きなマンションになってしまった場所です。
神楽坂もその人気から、色々なところから開発の話があるそうです。そして風情のある路地や建物が潰されていっていると聞きました。だからこそ、彼は神楽坂の町並みを守るために頑張っているそうです。素晴らしいですよね。
僕もなかなか訪れることはできませんが、古いものを大事にしている神楽坂の町が大好きです。つくばからも、TXのおかげでアクセスもしやすくなったので、これからはちょくちょく訪れたいなと思いました。
ではまた~